香港政府のプレスリリースで、10月14日に行われた強制検査のうち、ひとつのビルで合計46万香港ドルの罰金を科したと発表されました。

香港のニュースをTwitterで発信しているジャーナリストのAaron Busch氏によれば、この金額は新記録だということです。

発表によると、湾仔の船街（Ship Street）にある「J Residence」において、強制検査通知を行った際、54人がこの通知に従わなかったことが判明し、そのうち46人にそれぞれHK$10,000の罰金通知が出されたということです。

検査に行かなかった住民の一部はSNSなどで、検査通知がマンションの掲示板に張り紙のみで行われていたため、これを見逃してしまい、出入口で突然待ち受けた警察からPCRの陰性結果を掲示するよう言われて、強制検査通知について知ることになったと発信しています。

残念ながら、今香港でこの罰金を科せられた場合、知らなかったからと言って回避する方法はありませんので、マンションによってはメールなどでお知らせしてくれることもありますが、自分で注意するしかないのが現状です。