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衞生署衞生防護中心(健康保護センター)は、19日に九龍湾で一酸化炭素中毒の疑いのある男女が病院に運び込まれていたと発表しました。

その後の調べによりますと、九龍湾にあるオフィスビル創豪坊(mega cube)の個室内にて、別の誰かがシーシャ(水タバコ)を吸っていて、男女は意識を失ったということです。

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シーシャを吸うための燃料として炭が使われており、事故発生当時、部屋のドアと窓はすべて閉められ、エアコンが稼働していたとのこと。

2人は基督教聯合醫院(United Christian Hospital)に運ばれ、その後、救急処置センターの東區尤德夫人那打素醫院(Pamela Youde Nethersole Eastern Hospital)へ移送されましたが、現在は容体も回復し、退院しています。

シーシャにおけるニコチンとタールの危険性は所説ありますが、通常シーシャを吸うとタバコの何倍もの一酸化炭素が発生すると言われているため、吸っている間は、ただでさえ酸欠になりがちで、また狭い部屋で炭を燃焼させ、窓などを閉め切っていた場合、部屋の空気中に一酸化炭素が充満していくため、一酸化炭素中毒になる危険性があるとのことです。