
✒黄色の安全帽をかぶった作業員が麺をすするデフォルメされた壁画
香港島のミッドレベルにあるローカルファーストフード店「輝煌快餐店(Glorious Fast food)」の壁に15年以上前から描かれ、最近ではインスタ映えスポットなどとしても人気になっていた壁画が「国家安全法に違反する可能性がある」と指摘され、撤去されたと話題になっています。

香港島のミッドレベルにあるローカルファーストフード店「輝煌快餐店(Glorious Fast food)」の壁に15年以上前から描かれ、最近ではインスタ映えスポットなどとしても人気になっていた壁画が「国家安全法に違反する可能性がある」と指摘され、撤去されたと話題になっています。

✒もともとは外国人アーティストが描いた壁画アート
このお店は、香港スタイルのローカル麺をファーストフードとして提供しており、この壁画は15年以上前に外国人アーティストによって描かれたものとのこと。
右側の黄色い帽子をかぶった作業員の絵と、約7年ほど前に描き足されたという左側の丸みを帯びた女性が麺を食べている様子を描いたこの壁画は、高級住宅街であるミッドレベルの建築現場で働く労働者がファストフードを食べにくる様子をユニークに描いたもの。
右側の黄色い帽子をかぶった作業員の絵と、約7年ほど前に描き足されたという左側の丸みを帯びた女性が麺を食べている様子を描いたこの壁画は、高級住宅街であるミッドレベルの建築現場で働く労働者がファストフードを食べにくる様子をユニークに描いたもの。
ちょうど楼梯街(Ladder St)の標識と相まって、最近では写真映えスポットとしても一部の人たちから人気がありました。
店主によると当初オーナーから、国家安全法に関係する壁画であることを指摘されましたが、特に問題はないと放置していたところ、しばらくして、民政處の職員から国家安全法に抵触する可能性があるので撤去するよう求められたとのこと。
この絵は15年以上前に描かれ今日まで存在しており、社会運動とは関係がないことを説明しましたが、受け入れてもらえず、店や近隣に影響を与えたくないとの理由で、最終的に当局が壁画を撤去することを許可する同意書にサインしたとのこと。

✒すぐに登場した新たな壁画は黄色の安全帽なし

✒すぐに登場した新たな壁画は黄色の安全帽なし
店主は、お店は食事を提供するだけで、政治的な立場を表明するようなことはしていないし、芸術的な表現の場が狭くなっていることを残念がっているとのことでしたが、地元の報道によりますと、昨日24日には、早速新しい壁画が誕生していたということです。

転んでもただでは起きない香港商魂、新たな写真スポットとなるか・・・
輝煌快餐店 Glorious Fast food
G/F, 147A Caine Road, Mid-Levels
▶香港01 黃帽工人壁畫被清 店東嘆無奈:只代表呢區嘅藝術品因為咁被犧牲


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