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香港天文台は、本日8月30日(水)には、熱帯低気圧「SAOLA(台風9号)」が南シナ海北東部を通過し、今晩からから明日にかけて広東省東部沿岸に接近すると発表、本日夕方に台風シグナル1号が発令される予定です。

saola

現在の進路予想では「SAOLA」は9月1日(金)と2日(土)に珠江河口に最も接近する可能性があり、香港では強風と突風が予想されますが、北東モンスーンの影響により、SAOLAの進路と勢力はまだ不確定。

また、香港天文台によりますと、現在SAOLA(台風9号)と、沖縄付近を北上中のHAIKUI(台風11号)は、今後数日以内に相互距離約1,000キロまで接近することが予測され、相互作用によりその進路や大きさに影響を与える藤原効果が発生するかもしれないと述べています。

「藤原効果」
1921年から23年にかけて日本の気象学者・藤原咲平が行った一連の渦の実験と観測に端を発している。 彼は、非常に接近した2つの低気圧性渦が互いに影響を受け、2つの渦の中心によって形成される軸に沿って低気圧性方向に動くこと、そして2つの渦が互いに接近し、合体する傾向があることを発見した。