歩行者の交通安全意識を高めるため、香港警察は本日11日より、香港全域で大規模な取締り作戦を開始しました。
香港警察の発表によりますと、今年1月～10月の交通死亡事故は計85件で、このうち歩行者は56人、うち65歳以上の高齢者は35人で、歩行者死者総数の63％を占めています。
交通安全強化期間の第1段階として、先週12月1日から8日まで、歩行者が多い約100ヵ所で安全行動に関する教育・広報活動を行いました。また、交通事故の発生を減らすため、自動車運転者や歩行者に交通安全への注意を喚起する宣伝ステッカーをなどを配布して啓蒙しました。
そして、本日11日からは香港各所に私服警官を配置し、不規則な時間帯で大規模な取締りキャンペーンを開始、たとえば市民が無謀な道路横断をした場合などに、2,000香港ドルの罰金が科せられます。
歩行者に対する違反例としては「信号を守らない」「道路脇の手すりや中央分離帯を乗り越えて車道に出る」「道路横断時に過失により自分や他人の安全を脅かす」などが含まれるということですので、交通ルールに十分注意して道路を横断しましょう。
コメント