香港特別行政区政府は、広東省、深セン市、マカオ特別行政区政府とともに、グレーター・ベイ・エリア(大灣区)における国境を越えた救急車搬送サービスに関する1年間のテストスキームを11月30日から開始しました。
次のスキーム拡大の段取りについては、このテスト運用の効果に応じて検討する予定で、まず第1段階では、深センとマカオの指定派遣病院(具体的には香港大學深圳醫院および澳門仁伯爵綜合醫院)から、国境を越えて救急車が派遣され、香港の指定公立病院に患者を搬送します。
この仕組みの下では、国境を越える際にイミグレーションで患者が救急車を乗り換える必要はなく、移送過程における患者のリスクを軽減することができるとのこと。
越境搬送の安全性を確保するために、 各ケースの処理において、送り出し側の病院の医師は、臨床診断および患者の実際の状況に応じて、越境搬送の手配の必要性を評価することになっています。
送り出し病院の医師は、重大事故対策センターと連絡を取り、評価、情報交換、受け入れ病院との調整を行い、移送機構を作動させるべきかどうかを決定、また親族や患者がその手配に同意し、移送の危険性を認識していることを条件としています。
送り出し病院の医師は、重大事故対策センターと連絡を取り、評価、情報交換、受け入れ病院との調整を行い、移送機構を作動させるべきかどうかを決定、また親族や患者がその手配に同意し、移送の危険性を認識していることを条件としています。
保健福祉長官は、この新たなスキームは大湾区における質の高い医療の発展の新たな段階を示すものであり、住民の切なる期待に応えるものであると述べ、香港特別行政区政府は「健康灣區」を構築するため、大湾区のほかの都市との協力を引き続き深めていくと述べました。
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