地元メディアの報じたところによると、2024年に、香港内で少なくとも20のチェーンブランドが閉鎖され、その半分は地元香港の老舗ブランドなどだったということです。

長年香港の人々に寄り添ってきた「大昌食品市場」、「華潤堂」、「舒適堡Physical」、「板長壽司」

などは、いずれも何の前触れもなく急に市場から撤退し、香港の人々に衝撃を与えました。

また、この1年で7つの映画館が閉鎖されたことも、香港の映画産業の衰退に対する懸念を呼び起こしました。 

一方、いろいろな業界が撤退や再編成されるかたわら、本土や東南アジアからは市場の流れに逆らって新たなブランドが香港に攻め込んできており、日系のミスタードーナツはじめ、松屋など、一部の店では長蛇の列ができ、地元ブランドのサバイバル能力が試されているとしています。