ネパール発香港行き、キャセイパシフィック航空CX640便において、今週8日と9日の2日連続で、食中毒とみられる集団感染が疑われる事件が発生しました。

症状を訴えた人の数は合計36人に上り、衞生防護中心（健康保護センター）が昨日受理した症例は、11歳から51歳までの面識のない8家族・グループの20人（男性14人、女性6人）とのこと。

彼らはフライトで機内食を食べた10～30分後に嘔吐、下痢、吐き気、腹痛、発熱などの食中毒症状を催し、そのうち13人は9日の早朝に香港に到着後、病院で治療を受け、全員入院の必要はなかったとのことですが、フライト中に提供された食事以外に、搭乗前に食べ物を摂取していたかどうかは不明。

　　 

一方、8日に発表された集団感染については、男性1名、女性5名を含む6名が加わり、合計16名となりましたが、16人のうち、9人は同じグループで、残りの7人は面識がない。

現在、この2つの事例について、当該便で提供された一般的な食品や、空港やネパール領内で搭乗前に摂取したその他の食品を調査し、また2つのフライトで乗客に提供されなかった同じロットの食品のサンプルを検査のために採取、さまざまな角度から総合的な調査を行っているとのこと。

▶am730　國泰食物中毒群組增至36人　指示即時暫停供應紅菜頭沙律