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先週2月20日(木)在香港日本国総領事館主催で、金鐘(Admiralty)のアイランドシャングリ・ラにおいて「天皇誕生日祝賀レセプション」が開催されました。

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香港特區政府財政司副司長黃偉綸氏と三浦潤大使兼総領事

このレセプションは、2月23日(日)に65歳を迎えられた天皇陛下の誕生日をお祝いするもので、毎年香港で行われており、香港の政府関係者、各国総領事館関係者、ビジネス関係者など政財界から500名以上の招待客が集まり、かつて行政長官を務めた林鄭月娥(キャリー・ラム)氏の姿などもありました。

日本の14の都道府県と市町村の協力のもと、地元のワインや料理が披露され、 日本政府観光局による「大阪・関西万博」(4月13日から開催)の最新情報を紹介するブースなども設けられました。

地元メディアの報道によりますと、この祝賀レセプションでは、昨年末着任した在香港日本国総領事館の三浦潤大使兼総領事が、香港の政財界関係者と初めて顔合わせをし、流暢な英語でそのデビューを飾ったとのこと。三浦潤大使は、1992年に外務省に入省、モスクワとニューヨーク(国連代表部)での勤務経験があり、イギリスでは3年近く公使(大使に次ぐ地位)を務めています。

さらに大使は、日本と香港の関係について、現在香港には約2万3000人(2023年10月外務省発表)の在留邦人がいるとし、都市別では世界で10番目に多く、日本の企業数は約1400社、経済・文化交流における重要なパートナーであり、香港がその独自性を維持する限り、東洋の真珠の役割を果たし続けることができると確信していると述べました。

また香港政府に対し、現在海産物の輸入規制が残る香港市場に向けて「香港の人々が安全で信頼できる日本の水産物を入手できるよう、日本産水産物の入国制限を速やかに緩和するよう」要請したとのこと。

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