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香港天文台は先週末15日(土)の午後、局地的に暴風雨が予想されるとのことで、特別気象警報「黃色暴雨警告信號/AMBER RAINSTORM SIGNAL」を発令しましたが、その後、ビルの壁面でゴンドラに乗り作業していた作業員が、突風にあおられて一時宙づりになるという事故が発生しました。

gondola

香港天文台は、15日(土)午後1時35分特別気象警報を発令、2~3時間以内に香港で突風や雷雨の発生が予想されるとし、屋外にいる人はすぐに安全な場所へ避難するよう呼びかけていました。

その後、午後3時7分ごろ、天水圍の天瑞邨で外壁補修工事を行っていたゴンドラが、突風にあおられ、作業員を乗せたまま宙づりになる事故が発生。

地元メディアの報道によりますと、近隣住民が撮影した映像には、作業員が宙づりになった状態のゴンドラのロープにつかまり、悲鳴を上げながら助けを求め、ゴンドラがビルに近づいたのを機に、住居の縁石部分に飛び移って間一髪脱出する様子が撮影されていました。



縁石部分に居住していた住民は、当初救助を試みたものの、窓ガラスの内側に転落防止用にねじで固定された格子があり、助けることが出来ませんでしたが、駆けつけた消防隊員によって窓枠が外され、無事救出されたとのこと。

一部の労働組合は、この事故について、けが人が出なかったのが幸いで、香港天文台の警報発令から事故発生まで1時間以上経過しているにもかかわらず、請負業者がゴンドラを地上に戻す手配をしていなかったことについて批判しています。

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