
先日発表されたばかりの香港長者番付リストで2位に選出されている、総資産額292億米ドル(1兆3060億円)の李兆基(Lee Shau-kee)氏が、17日夜、家族に見守られながら静かに息を引き取りました。97歳でした。

「恒基兆業地産/Henderson Land Development/ヘンダーソンランド」は香港の「新鴻基地産/Sun Hung Kai Properties/サンフンカイ」などと並ぶ4大デベロッパーのひとつで、その創業者である李兆基氏は、投資も凄腕で多くの優良株を保有していたことから「香港のバフェット」などとも呼ばれていました。
広東省で生まれた李兆基氏は、20歳のときに父親から与えられた1000香港ドルの資本金で香港に渡り起業、1976年に恒基兆業を創業し、たった一代で香港ドリームを体現、大成功を遂げ、今でも香港で最も多くの土地を所有する不動産会社となっています。
数年前にはビクトリアピーク(太平山頂)の白加道35號(35 Barker Road)に、一般に貸し出した場合の賃貸評価額では香港で最も高額の大豪邸(皇宮屋/パレスハウス)を建てており、恒基兆業一族が暮らしているということです。
最近では2024年に開業した中環/セントラルにあるオフィスビル「ザ・ヘンダーソン/
@The Henderson▶星島頭條 李兆基逝世|兩子分工接棒 四叔讚「家傑靈活、家誠實幹」 定三大家訓:不可忘本
▶関連記事 香港大富豪トップ50、2025年も李嘉誠(リカシン)が首位
▽ゴールド・金取引を始めるならFX会社▽

コメント