現在、香港で11店舗を展開する日系総合ディスカウント店ドン・キホーテ「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)」は、経営規模の縮小が進んでいますが、中環(セントラル)店では、このほどテナント契約の25%減額が認められ、月額約90万香港ドル(本日のレートで約1,700万円)で賃貸契約が更新されたとのこと。
同店舗は中環のQueen's Road Central/クイーンズ・ロード・セントラル100番地の1階と地下に位置し、総面積は約17,332平方フィート。2020年5月の契約時は月額賃料120万香港ドル(約2,250万円)で、今回は約25%も減額されたと噂になっています。
ドンキの前に入居していたのは「東方錶行(オリエンタル・ウォッチ・カンパニー)」で、最盛期2011年の月額賃料は240万香港ドル(約4,500万円)だったということで、賃料水準はピーク時から62.5%も下落しているとのこと。
ドンキは、2019年に尖沙咀の美麗華廣場/Miramar Placeに香港1号店をオープンして以来、急速に店舗を拡大していましたが、今月末には香港進出以来初めて小西湾店を閉店することになっています。
このDON DON DONKI小西湾(藍灣廣場)店は、香港政府土地登記部門の資料によれば、契約満了期間は今年9月21日となっているとのことで、前倒しでの撤退とのこと。
今回初のドンキ閉店についてエコノミストは、香港での運営コストの高さに加え、香港市民の消費習慣が変化し、最近流行りの「北上消費(中国本土で買い物や食事をすること)」や、円安により日本で直接ドン・キホーテなどのお店を訪問して購入できることの影響があると分析しています。
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