スーパー台風となった台風18号（Ragasa／ラガサ・フィリピン提供）は現在、非常に強い台風から、猛烈な台風に変わり、フィリピンの東を1時間におよそ20キロの速さで西に向かって進んでおり、香港天文台は本日22日午後12時20分、台風シグナルNo.1を発令しました。
同天文台によると、今後香港の風は次第に強まるため、今晩9時40分に台風シグナルNo.3へ変更する見込みで、明日23日午後1時から4時の間にシグナルNo.8への変更を検討しています。
この台風により、暴風・豪雨・雷雨が発生し、海では通常の想定を超える非常に大きな波と高波が予想されるとのことで、2018年に香港で甚大な被害をもたらした台風22号（Mangkhut／マンクット）と同程度に達する可能性があるとし、香港市民には速やかに防風・防水浸対策を整え、天文台の最新気象情報を注視するように呼びかけています。
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また、香港国際空港管理局は先ほど、この超大型台風について、多方面にわたる台風対策の準備を始めており、空港は閉鎖されませんが、過去の台風襲来時に1万人以上の旅客が空港に足止めされた事態などを踏まえ、旅客は搭乗予定フライトの振替やキャンセル情報などに十分注意して空港へ向かうよう呼びかけました。
同管理局の発表によると、ビルのトランジットフロアには臨時休憩エリアを設け、必要な基本物資を配置する予定で、旅客ターミナルビル内の飲食店の一部は警報期間中24時間営業、必要があればビスケット、水、毛布などを配布するとのこと。
また香港天文台が台風シグナルNo.8の警報を発令すると、空港バスは運休し、シグナルNo.9以上の警報が発令されると、エアポートエクスプレスも運休しますので注意が必要です。
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